いい人をやめればストレスや不安を軽減し免疫力が上がる!?
長谷川まりこさんの子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣のう腫・子宮腺筋症を自宅で改善する方法は、これまでのストレスや不安が減り自分らしい生き方が出来るようになれます。
昔から「いい人ほど早死にしやすい」といいますが、これは本当だと思います。
子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣のう腫、子宮腺筋症などを患う女性は、概して「いい人」が多いように感じます。
いい人の思考というのは、本人も気づかないうちにストレスを溜め込ませ、身をすり減らせるからです。
免疫力の最大の敵の一つはストレスです。
なぜなら、私たちの身体にストレスがかると、あらゆる臓器に影響を与えてしまうからです。
なかでも一番強く影響を受けるのは腸です。
脳と腸は互いに密接に関わっており、脳の情報は脊髄から自律神経を通じて腸管粘膜の神経細胞にすみやかに伝えられます。
そのため、脳がストレスを感じると、腸がダイレクトに反応してしまうのです。
腸は人体最大の免疫器官であり、免疫組織の70%が腸に集まっています。
実際、体の調子が悪くて病院に行ったとき、これといった原因が見つからずに「ストレスのせいですね」と言われたことはありませんか?
そして、いい人には共通した性格があります。
●頑張らなければが口癖
●人に頼まれるとイヤと言えない
●周りの人が自分をどう思っているのか気になる
●医師の指示には従わないといけないと強く思っている
●過去の失敗が今でも気にかかる
●ストレスがかかると食べ過ぎてしまう
●下痢や便秘気味である
●自分の悪口を言われたくない
●イライラや不安が多い。
●人に迷惑をかけてはいけないと思う
●人前で自分の意見を言うのが苦手
●「気が利くね」とよく言われる
いい人は特に、人の目や意見を気にする性格をしています。
周囲から見れば、自分に合わせてくれる、他社との摩擦を起こさない、いい人と映るでしょう。
そうした生き方はラクでもあり、人に嫌われずにすみ、社会から弾かれずに済みますが、ストレスは大きくなり免疫力が落ちます。
他者が下す評価に一喜一憂するあまり、考え方の中心となる軸を、無意識に自分とは違うところに置いているため、嘘をつくことが多くなるからです。
自分の心に嘘をつけば、ストレスが生じます。
ストレスは自分の心が生み出すところが大きく、免疫力はストレスによって低下させられるのです。
さらに、いい人は医者の言うことを何でも良く聞いたり、健康情報に振り回されがちですが、かえって免疫力を落としてしまうこともあります。
ですが、こうした他の人にとっていい人は、自分の体にとってはいい人ではありません。
あるがままの自分に気づき、自分に正直に生きることが大切です。
この生き方ができるようになったとき、私たちの心は大きなストレスから解放され、体重も減り免疫力も向上するのです。
いずれにしても、子宮筋腫や内膜症などの婦人疾患は、常識にしたがって良くしようとしても、そうならないと感じている人は多いはずです。
生理痛にしても「上手に付き合っていくしかない」とよく言われますが、こんなことを真に受けていては自分の身体が大変です。
他人にとっていい人から、自分の体にとっていい人になるだけでも免疫力がアップし、子宮筋腫などの婦人疾患を遠ざけることにつながります。
とは言っても、すぐにいい人を変えるのは難しいものです。
そのため、やることは腸で考える習慣を持つ、腸が喜ぶ食事をするの2点です。
したがうべきは、自分の腸だったのです。
というのも腸はあらゆる臓器の源といえるからです。
例えば、腸はお腹がすいたからご飯を食べたいと考えます。
一方、脳はお腹がすいていなくても、スイーツを目にしたときに視覚情報から食べたいという欲望を見たそうとします。
ですが、身体が求めていなければ、お腹(腸)はグ~ッと反応しません。
こうした腸との対話が、心身共に健康に生きていくためにはとても大事です。
脳で考えるとあれこれ不安に思えることも、腸で思考すると「今、自分に必要なことは何か」スッキリ見えてきます。